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景色

2023/12/02

パックラフト・サップ

錦川 ソロでパックラフト旅①

こんにちは、はりーです。

ちょっと前になりますが、10月に行ってきたパックラフト旅の報告をさせて頂きます。

場所は山口県の錦川。
今回のパックラフト旅にはコンセプトがあって、
・一人で行くこと
・公共交通機関で行くこと
・交通費は1万円!

この条件でいって帰ってくることが目標です。

問題は3つ目。。
さて行ってこれたのかは、最後に発表しますね。



行程は、現地で1泊2日。
そのまた前日に、深夜の三宮から高速バスで出発。

23:55に三宮を出て、早朝広島へ。
広島に着いてもまだ始発は動いていない。
近くの駅そばも牛丼屋も開いていないのでベンチで縮こまって過ごした。

そしてJRで岩国へ。
この街が明日のゴールとなる。
スーパーで2日分の買い出しを済ませて、いざ上流へ。



岩国駅からはローカル線である、「岩国清流線」へ。
1両編成ワンマンで、列車も2時間に1本の文字通りのローカル線。
ここから旅がいよいよ始まる雰囲気。

さすが「清流線」と言うだけあって車窓は最高。

天気も良く、極寒の朝が嘘のように暖かくなってくる。
これは川旅も楽しめそうな気候!

河山駅というところまで約1時間。

雰囲気のある駅で周りにはなんにもない。
ただ駅のプラットフォームからは川の音が聞こえ、道路を挟んですぐに清流が見える。
川まで徒歩0分。最高の立地の駅ですね。

ここまで送ってくれた列車に別れを告げて。

そして忘れ物がないか一抹の不安を持ちつつ、今日からの1泊2日をこの装備のみで乗り越えなければならない。
最低限ライフジャケットと防水のザックがあるので生きてはいけそう。

今回の旅のおともは、CRUXのRK40。
完全防水がウリのバックパックです。店頭に現時点で在庫はしていませんが、気になる方は聞いてみて下さいね。
防水性もさることながら、背負い心地も良くケブラーで補強してあってラフに使っても問題なし。
パックラフトではもちろん、沢でも雪山でもこれからもヘビーユース予定です。



いざ、河原に降りてみるとこの清流。

透き通る美しさと、河原で準備しているとパチャパチャと魚の跳ねる音が聞こえる。
水中でキラキラと光っているのはアユが何匹も泳いでいるのが見える。



パックラフトを準備していると地元の方がよく声をかけて下さる。
この日も、工事現場のおじさんと、釣りを楽しまれているご年配の方が話しかけて下さった。

話がはずんで準備中の写真は撮れなかった。
最後に、「死にそうやったら電話して来いよー!」と言われた。
いや、連絡先知らん(笑)と心の中で思いながらの出発。幸先よし。



いざ漕ぎだし。

10月でも温かい日に冷たい水とのギャップが気持ちいい。
足が濡れることはあっても、身体は濡れないのでパドルを漕ぐと温かい。

今日の服装はノースリーブに短パン。
STATICの ALL ELEVATION SLEEVELESS SHIRTS
PatagoniaのBaggies Shorts。そしてインナーに水遊び最強のINNERFACTのseamless inner pants。

後の幕営時の渾身の自撮りがあるのでそれをご参考に。


それにしてもさすが西日本屈指の清流。

どこまでも透き通る綺麗な水に毎度感動しながらのパドリング。
流れは比較的落ち着いた川で、危険個所は少ないのでのんびりしたツーリングが楽しめそうだ。

そして鮎釣りの名所ということもあり、釣りをしている方が多く川岸に。
いつも避けながら川を下るが、皆さん親切に竿を上げて下さったり。
中でもおひとりは、川底が浅くてつっかえていたところを一緒に押してくださったのが今回のハイライト。
ありがとうございました。


1時間半ほど下っていると「みはらし」の良い河原が。

線路沿いに駅のような構造物が。「清流みはらし駅」といって、観光列車のみ停車する絶景ポイントだ。
それを下から見上げてみる。この体験は観光列車に乗っていてもできまい。

水面から見上げても絶景。

ここで発表になりましたが、今日のパックラフトは
MRS PackraftのNomad S1D。
細長いツーリングに最適なパックラフト。

荷物の積載も多くできるスプレーデッキを採用し、全長も長いのでパックラフトにしてはスピードも出る出る。
わたしもお気に入りの一艇です。


今日の行程の半分ほど下ったところで一度パックラフトを降りて休憩。

こんな何気ない河原も情緒を感じる。

実はこの河原は以前より行きたい!と切に思っていた河原で、
ここから土手の方に上がって徒歩1分。

こんなのぼりが立っている。
「うどん」「ラーメン」魅力的な響き。

なんと、自動販売機でアツアツの肉うどんを頂くことができるスポットなのである!

しかもそのお値段400円。最強!!
待つこと数十秒でこんなにありがたい補給を受けることが出来る。

となりにも飲み物はもちろん、スナック菓子なども購入することが出来る。
ちなみにせんべいを買おうとして1000円を投入したが、おつりだけ帰ってきてモノは出てこなかった。

ともかく!パワー注入!!
これで後半も頑張れそうだ。



準備をして、下り始めたところ。
遠くからブーンと低い音が。急いでカメラを準備してパシャリ。

2時間に1本のキセキのショット。川から列車を見上げることができた。
お腹も膨れて、テンションも上がって最高のスタート。



さて、後半戦もスタート。
すでに日が西に傾きつつある。


ゴールに設定している河原に着いた後のことをシュミレーションしながら漕ぎ続ける。
先にテントを建てて、薪を集めて、浄水して。日が暮れる前に行うことは多い。
あ、お米を水に先浸けておこう!なんてことも考えながら。



そんなことを考えていると目的の河原に到着。
河原に上陸してテキパキとテントの設営を行うが、シュミレーション通りにはいかない(笑)

ちなみに、川でもYAMAPは使えます。KAWAPです。
「地図なし活動」のウォーキングを選択して、設定から活動タイプを選択。

他にもSUPやサイクリング、スキーや沢登りなどほとんどの活動に対応。
YAMAPさんすごい。



さて、テントやなにや。一式の設営を終えてひと段落。

今日のお宿は、
BACKCOUNTRY XANADU 2P。

川で張ったときをイメージして購入したテント。
今まで山や海では張ってみたが、やっとこさ川に連れてくることができた。

色々と準備をしていると日が暮れてきた。
お待ちかねの夕ご飯の支度を。

の前に、CHILL TIME。
珠玉の名作自撮りをせっかく撮ったのでここにてご披露。⇒供養

パックラフトに乗っていると「寒くないの!?」ってよく聞かれるけど、
動いているので結構暖かい。なのでこの格好でも結構大丈夫。2日目も同じ服装で下り続けることができた。


さてさて、晩御飯は拾ってきた薪をくべて焚火メシ。
秋の日はつるべ落としというは、すぐに日は落ちて気温が下がる。
焚火で暖をとり、その日で米を炊く。

今ではすっかりなじんだが、EVERNEW BACKCOUNTRY ALMIPOTはこの時が初使用。
焚火に入れても全く歪まない、強い円形飯盒。そしてアルマイト加工されているのでこびりつかない。

米と一緒に食べるのはおでん。
あったまりつつ、失った塩分とカロリーを美味しく補給。おなかいっぱいになった。

と思ったら即就寝。
おそらく8時くらいに寝ていたと思う。



2日目に続く。。。。

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