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景色

2023/11/29

テント泊登山

北アルプス100kmの旅 後編 (2023.09.11~14)


どうもケンタロウです!

今回は「北アルプス100kmの旅」の後編です!

1日目、2日目と順調に進んでいった今回の旅
距離や獲得標高もまだ優しい行程

前半は後半に向けて、いかに省エネで足を使って睡眠をできるかがカギになっていた山行でした。


3日目、4日目は勝負の後半!
距離も累積も前半より厳しめ。けどどんな景色や試練が待ちうけているのかワクワク!


後半の行程はこちら!
黄色マークが3日目のスタート!!





3日目 
三俣山荘 - 黒部五郎岳 - 太郎平小屋 - 薬師沢小屋 - 雲ノ平キャンプ場

距離が24.4km    獲得標高 約2000m
トレイル区間が1番長い行程で、まあまあ登る。


4日目
雲ノ平キャンプ場 - 水晶岳 - 野口五郎岳 - 烏帽子小屋 - 七倉山荘 - JR信濃大町駅

距離が40km   獲得標高 約1600m
最終日の4日目はトレイルとロード区間が半々の、北アルプス縦走で最長40kmコース。
夜のロードは嫌なので、いかに早く下山するかがカギでした。






Day 3


心地よ〜い夜を過ごした2日目は、JMのメンバーが起床する午前2時に僕も起床。
この日JMグループは、三俣から鷲羽、野口五郎を経由して裏銀座を逆走して下山する、なかなかハードなコース。
(ちなみに僕も4日目はこのコース)

二度寝をかまし、ゆーくり撤収し結局3時半に出発
撤収早くなりたいと毎回思う。



三俣から黒部五郎に向かう。
狭い道を進み、朝露がパンツを濡らす。
岩だらけの開けた箇所もあり、その度にすこし迷い、不安になる。


三俣から早朝出発した、JMグループや他のグループの遠くに見えるヘッドライトの明かりを励みにしながら
無心で進む
暗闇の中の行動は苦手。。




4:45
少し日が昇ってきて、山のシルエットがうっすら
もうそろそろ明るくなる!
どんな朝焼けが待っているのか、早く日が昇ってほしい!




開けた広い草原にぽつんとある、黒部五郎小屋に到着。
朝日と霧がなんともいえないマッチングをしており、小屋周辺がなにか幻想的で異世界を感じさせるような雰囲気に。

次はここで泊まるぜ!!








お客様から黒部五郎岳のカールは絶対に見た方が良いとオススメされたので、今回の山行ではかなりの楽しみエリア。
五郎小屋からアタックするころには、奥のほうに見える黒部五郎岳が朝陽で照らされていました。


山頂に向かっている途中に、ひらけた道の隅に座っているグループに遭遇
「おはようございま~す」と挨拶を交わす。
あれ、、振り返ってもう一度確認するとインスタグラムで見たことあるぞ。。

「あ!!山と道京都店のスタッフの方々だ!」
こんなアルプスの奥地で出会えるなんて!ラッキーだ!

お世話になってます‼と挨拶を交わす。
京都店のスタッフ全員で来ているそうだ。
この日は皆バラバラで行動し、その日の宿泊地「雲ノ平」で集まるそう。

僕のその日の宿泊地も同じ雲ノ平だったので、夜にまた会えることも楽しみに進みました。






カールを横切り、急斜面を登り黒部五郎岳頂上にアタックする。
この日の朝は雲ひとつなく、朝陽がカールを照らしている様子が絶景すぎて幸せな贅沢時間でした。
3日目のスタートは順調!








頂上へ向かう急斜面を一気に駆け上がり、登り切った時の景色はもう絶景。
右手に見えるのが薬師方面の稜線。
これがもうめちゃくちゃ綺麗。
奥の方には巨大な「薬師岳」見える。

これからあの稜線を進むのか、、と思うとワクワクしてきますよね??


2枚目の僕の背後にあるのが頂上!






6:51
黒部五郎岳山頂に到着
山頂付近は「五郎」の名前の由来でもあるゴロ着いた岩がたくさん。
今まで歩いてきた道、槍ヶ岳や双六、薬師岳もドーン!と見えて、もうそれは最高の景色でした。


次の目的地は「太郎平小屋」
この稜線をずーーと進んだ先にある小屋

折立から黒部五郎に向かう人や、薬師岳に進む人たちが寄る山小屋。オアシス。

見た目は緩やかな気持ち良い稜線で、軽快に走れるんだろうなあと思ってたのも束の間。





黒部五郎岳から下り始める。
かなり先の方に、数十分前にすれ違った人たちが豆粒サイズで見えている。
ゴロゴロ岩のつづら折りを急ぎめに下り、前との距離を縮めてコースタイム短縮を図る!





山頂から下り切ったところで、次は稜線走りが待っているが
これがまたなかなハードでした。

細かなアップダウンと、人ひとりギリギリ通れるくらいの道&朝露で濡れたハイマツで、足がもうびっちゃびちゃ。
まあそんなこと気にせずショーツで攻めていきました。

振り返ると、黒部五郎岳。
まだまだ道は続く。


そしてすれ違った方から、北ノ俣岳で子熊の目撃情報。
最近は、薬師峠でも薬師沢でも目撃情報が多いらしい、、

稜線の右手には下の方まで見渡せるほど背の高い草木も少ないので
熊出てこないかなーとそわそわしながら進んでいく。





北ノ俣岳到着。
黒部五郎岳からの太郎平小屋区間の3分の2ほどまで来た。
ここまででわりと疲れと空腹感が増してきたので、早く小屋には着きたいところ。

3日目は三俣山荘スタート雲ノ平ゴールなので、スタート地点とゴール地点はほぼ同じ方向。
太郎平でグッと折り返すのでこれから帰るルートがここから見える。

目の前にある巨大な薬師岳は今回はお預け。
薬師沢まで一気に降りていく。天国コース。
それをモチベーションにして、頑張るぞ!!






熊発見。
さっき遭遇した方の目撃情報通り、子熊がいた!
とりあえず立ち止まる。
たまたまそこの現場にハイカーさんもおり、一緒に鈴やラジオの音をかなり大きくならしてこちらの存在を示しても
むしゃむしゃ草を食べている。

こちらの存在に気付いているはずなのに、気にすることなくむしゃむしゃ。
らちが明かないので狭い一本道をハイカーさんと一緒にゆっくり進む。
左の生い茂っているハイマツ帯から、親熊がバッと飛び出してこないかビクビクしながら進み
とりあえず何事もなく通過。。





あとは太郎平小屋へ向かうだけ!
右奥に赤い屋根の小屋がぽつんとある。
近くだ!!嬉しい!






ここからずっと下り基調の木道出現。
と同時にガスってきた。
下っても下ってもさっきの小屋が出てこない。長いねん、、

ガスと広い大地にずっと続く一本の木道で独特の雰囲気
周りには誰もいないがさっき抜かしたハイカーの熊鈴が遠くから聞こえ、かなりスピードを出して歩いているが、ずっと聞こえてくる。。
良い感じのスピードで抜かした人に、後から追いつかれるのは個人的に少し恥ずかしい。。笑
追いつかれないように姿を見せないようにスピードを上げていく。




見えた!太郎平小屋だ。
黒部五郎方面から来る人や、折立方面から登ってくる方達でたくさんの人で賑わっていた。
やっとご飯食べれる。








カップヌードルいただきます!

当初の予定では、小屋での補給は水分以外は無補給縛り。
しかし2日目夜に、JMメンバーとサイフォンコーヒーとケーキを食べてしまった。
なので「もういっか」、とご飯をしっかり食べ元気で下山できることを優先に、カップヌードルを食べた。。
コーラエンジンも一緒に補給し、もう美味しすぎて最高だった。

行動食は余分すぎるほど持っていたが、パクパク食べて行動するより
一度にがっつり食べる方が自分には適しているんだなと、改めて感じました。








ここから3日目の宿泊地「雲ノ平」までもう少し。
やっとゴールが見えてきた!嬉しい!

次のチェックポイント「薬師沢小屋」へ!!
木道や道がしっかり整備されていて比較的歩きやすいパート。
たまにボロボロの箇所もあったので、シーソーみたいに片方が沈み「うわっ!」と何回もあった。




途中の沢で、汚れた体をふきふき。
ひんやりした水は心も身体もリフレッシュ!!





12:31
薬師沢小屋到着。
玄関には飲料水が溢れている。
水が渇水中のアルプスを歩く人たちにとってはオアシスだ。

たっぷり水をいただき、ゴールまで少しの道のりを行く!




ちょっとスリリングな橋を渡る。







薬師沢出合から雲ノ平は、有名な急登。
距離にすると短いが、10時間ほど動かした足には堪える。
急坂ガンバレ!!って書いている笑







大きくて苔の生えた岩が出現。
さらに急登。

一歩一歩が大きくなり踏ん張って登っても、たまにズルっと滑る。。
登って止まり、登って止まりを繰り返し少しずつ進む。
ここは4日間で一番きつかった。きつくて笑ったくらいしんどかった。









「勝った、、」
地獄の登りを終えると、木道が出現。
ここからは比較的平坦でだらだら続く道が待っていました。
無心になり早歩きで進む。

重たいザックで腕の感覚がおかしいのと、足も浮腫みで少し変。
そうなるまで追い込めている自分を褒める。





だらだら長い木道を歩き、初めてだが雲ノ平ぽい雰囲気のところまで来たところにそろそろちゃうか~と遠くを見ると
山荘が見えた!!
ゴールだ!





15:16  
雲ノ平山荘に到着!
ここもたくさんの人で賑わっていた。
中でテント泊の受付を済ませ、キャンプ場に向かう。




で、ここは小屋からテント場までの道のりが長すぎる笑
体感では20分ほどかかるくらい長かった。笑

サッと小屋でお買い物はできないので、ジンジャーエール、レモンスカッシュと水をしっかり補給。





振り返るとめちゃめちゃ先に山荘が見える。
アルプス最後の秘境「雲ノ平」きれい。
テント場までもう少し。




テントが奥の方に見えてきた。
まだ歩かなあかんのかい、と皆ツッコミたくなる距離感。




お気に入りテントを張り




お気に入りクッカーでお湯を沸かし




お気に入り空間で足を延ばす。
この瞬間もたまらん。

無事に1日を終え、ホッと一安心する瞬間です。




そして3日目の黒部五郎岳で会うことができた、山と道京都店のみそしるえがおのりょうさん。
宿泊地が同じとのことで、ここで話せるのも楽しみしていた。
お話できて嬉しかったです!ありがとうございました!




Day 4



5:05
おはようございます。
かなりの寝坊をしてしまい、パッキングを終えるころにはこんな時間になってしまった。

4日目の行程は、全行程の中でも最長距離。
できるだけ早くスタートし裏銀座を終え、余力を残してロード区間を迎えたい所存。








計画していた時間からは少し遅れてしまったが、最高の朝を迎えることができました。





目の前にこれから登る水晶岳。
木道が先の方までずーーーっと続いている感じが良いですよね笑





巨大な薬師岳もカッコいい。
次は登りたい!







ここの気持ち良い道を歩く。
すぐ近くにある鷲羽のピークは時間的にも体力的にも厳しくスルーし、水晶のピークを取りに行く!
奥が水晶かな?





水晶小屋の近くまで来ると景色がやばい!

360°見渡すことができ、なんといっても今まで歩いてきた道がほぼほぼ見える!
槍も奥の方にうっすら見え、後ろは黒部五郎岳も、、
最高だったな~

ここで動画が載せれないことが残念です、、






奥の方に富士山!ラッキ~!






水晶岳登頂!
小屋から山頂までの写真が一枚もない。笑

風がかなり強くて、梯子や手を使わないといけない区間もちらほら
ちょっと危ない箇所もあったので、個人的にわりと怖かった。。

山頂から見る景色はそれはもう最高。
これから向かう野口五郎岳や、裏銀座の方面もずーーと見える。




次は野口五郎岳へ
水晶岳から見ると、走って帰ってくれ!って言わんばかりの綺麗な稜線がずっと続く。

野口五郎は奥の白い大きやな山か。
ロックオンして進んでいく!!






ついつい足を止めて眺めたくなるような景色がたくさん。
さっき登った水晶もどんどん遠くになっていく。




よくゴロゴロした大きな岩がでてくる。
ここで地味に時間が食われる。








そんな岩も余裕で対応してくれるのが今回使用した『TOPO』の「MTN RACER 3」

僕の大好きで超愛用しているシューズ。
クセのないナチュルなフィット感と、圧倒的なグリップがお気に入りなんです。

ロングもショートも対応できる信頼できる相棒
今回の旅もこのシューズで、足はノートラブルで終えることができました。

TOPOはトレランはもちろん、ハイクの方にも初めての一足に本当にオススメです。





あれが野口五郎か!!
うっすらずーーーと続く一本の道が見える。
横を向くと綺麗な槍も。







もう目の前だ!
ここの道はもうめちゃくちゃ気持ち良かった。

「あそこから来たんだな~」「あそこの登りきつかったな」「あの補給食はこれから無しやなぁ」「次はどんなことしようかな」
4日間の思い出に浸りながら歩く。






10:10
野口五郎岳登頂。
山頂も広く、名前の通りごろごろした岩が散乱しており、野口のゴロー岳を感じれた。





山頂から少し進み野口五郎小屋に到着!
屋根に岩が敷き詰められているのが印象的。笑








ここでもカップヌードルとコーラエンジンを補給。
まじで生き返る。
これでこの旅の最終ゴール地点、信濃大町駅まで元気に走って帰れる!





補給を終え、山区間最後のチェックポイント「烏帽子小屋」へと向かいます。
綺麗な稜線が続く道。
The 裏銀座コース




ここでこの4日間ずっと活躍していたサングラスを軽くご紹介。

使用したのは『owl mils』のハイエンドモデル「Izanagi」
フィット感抜群で、トレイルランなどの激しい運動でも揺れにくい!

個人的お気に入りポイントは、
視力が良くなったかと思うくらいのくっきりでナチュラルな見え方と
レンズが少し薄めなので、樹林帯やトンネルなどの影で暗いエリアに入っても、ずっとつけっぱなしで使用可能!
また、私服で合わせやすいデザインなのでアウトドアから日常生活まで分け隔てなく使えるのが超お気に入り!






烏帽子小屋までもう少しのところで、下の方に続く稜線がでてきた。
二日目に合流した、JMメンバーもこの道を歩き切ったのを思うと、自分も頑張れた。
これを下り切ったらほぼゴール!






12:31
烏帽子小屋到着
もうここで寝させて。






ここから一気に下山。
今から下るのは、あの有名な「ブナ立尾根」
日本三大急登に数えられるほどの登りだ。

ひとつひとつの段差が大きく、それが延々と続く。
これが登りやったら絶対嫌やなぁ~と思いながらスピードを上げて一気に降りる。

もう下山したいという気持ちから時間が経つのが長かったな~。。










14:30
下山!裏銀座登山口に無事到着!
とりあえず縦走は無事に終えることができました。

なにが起こるか分からないアルプスの地で4日間も歩き切れたのは、まだまだ経験が浅い僕にとったら
すごく大きく貴重な経験になりました。
とりあえずノートラブルで下山することができて良かった。。




ダムの建設地に出てきた。
たくさんのダンプカーが砂を運んでいた。

ここからは、お待ちかね
JR信濃大町まで20kmのロード区間。

無心でペース一を定で、ゆっくりでもいいからたんたんと走る。
登りがくると歩く。
それを繰り返し、着実に進んでいく。





長い長いトンネルも通る。
峠道は普通の道すぎて写真がなかった。笑





町に出てきた。
夕方の長野県の田舎町を走るのは、なにか懐かしい感じもして少し幸せな気持ちになった。
登山口から駅まで走って帰る選択をして良かったな、と感じれる瞬間でした。


去年の八ヶ岳縦走のロード区間はただただキツかった思い出があるが、今回は気持ち的にも身体の負担的にも
少しラクに進めたので成長を実感。




ライチョウのマンホール
ゴールはもう少し!!







18:25
JR信濃大町駅 到着!!ゴール!!
4日間、約100kmの旅が終わりました。


気付けば、あっっというまの4日間。
天候に恵まれ、最高のアルプスを堪能することができました。
次はどんな面白いことをしようかな。


最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

次回のブログも乞うご期待!!

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