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2022/11/03

トレイルランニング

峨山道トレイルラン レースに参加してきました!(2022.10.15)

Heimat berg ナバです。
今回はトレランのレースの完走記録ブログです!
長々と語っておりますので、ご興味ある方お読みください。


私としては3年降りのトレイルランのレースに参加
石川県で開催の「峨山道トレイルラン」
コロナでなかなか開催が難しく今回3年降りの開催!
3年前からご縁あってお誘い頂いていただけに、私としても楽しみにしていたレース



そして今回の大会開催地である峨山道は禅師往来のコース
「峨山道」は、「峨山往来」とも称し、輪島市門前町の總持寺と羽咋市酒井町にある永光寺の住職を兼ねていた暦応3年(1340年)から20余年間、往来した両寺を結ぶ13里(52km)の山道です。



修行道であり私が一番興味を持ったコンセプトは補給が水とおにぎりのみ

前職の管理栄養士時代にトレランにはまり、
ただ走るだけでは完走できず、走力はもちろんですが山で動き続けるためのエネルギーすなわち補給計画がカギとなる
まさしく栄養学の知識がどっぷり趣味に活かされる!そこがはまったきっかけです。


そして、トレランのレースにも興味を参加。
私は走るとあまり食事を受け付けず、シビアに補給は考えないと完走できないというのがまた面白さでした。
過去にSTYでは内臓トラブルでDNFが無念でした。
もちろん、テント泊登山や雪山登山にもエネルギーがなければ動けないってのがはまってるきっかけです(笑)


今回のレース装備がこちらです。
必携装備+推奨装備含めてます。
基本的にトレランのレースでは下記が装備となります。
山で長時間行動するための、登山にも共通する装備です。
(レインウエア、ファーストエイド、ヘッドライトなど)
補給に関しては1時間に約100kcal で用意(のちほど補給食に関して書いております↓)




レースの距離は73㎞ 
累積標高2900m 
制限時間14時間30分 

上記の累積標高はトレランのレースでは低いほうで速くは走れない私でも完走できると思っておりました。
私は心配性であり各エイド毎に通過タイムを設定。
目標13時間。
※そのためには、前回開催でのリザルトを確認。
平均通過タイムをチェック。
それを元に各エイドでの通過タイムを設定


第1エイドまでは大本山總持寺祖院を通過してからはトレイルを登ります。

大本山總持寺を走らせていただく。




第2エイド:走れるトレイル、林道、ロードが続きます。


※このお二人は早々に走り抜けていきました。
Kさんは過去のレースも一緒に出てた経験者!ベテラントレイルランナー
Yくんはトレラン初めて1年未満ですが陸上経験者。この距離に初挑戦!
私より速い二人は第1エイドから走り抜けていかれました。



※この日はありがたいことに10月でも気温20℃超え。


※今回初の距離&初の公式レースに挑戦するMっちゃんと共に! サイコー!と初レースにテンション上がってます。


第3エイド:28㎞補給エイド
最初のおにぎり補給エイド。さぼったわけではないが予想通過タイムより遅れている。
今まで経験したレースとは違い走れるトレイル。
これは走らないと間に合わないとすぐ悟りました。

※おにぎりとお饅頭をひとつずつ支給してくださいました。(まだ元気!)


この後、Mっちゃんが膝に違和感が出始め、各々のペースで進むことになりお別れ。
一人で走り続けていた矢先…


50㎞手前あたりから固形物が受け付けない。
※ジェルが苦手な私にとっては固形物ばかり携行
今回の反省点で決定的な補給は15分の遅れ。補給が遅れるとエネルギーへの吸収速度が遅れ、低血糖でふらふら。
無理やり水で行動食を流し込み、歩き続けはしてましたが回復に2時間かかりました。



下記が私の補給食です。1時間に約100kcalを目安に用意。
糖質(動き続けるためのエネルギー源)+アミノ酸(筋疲労をリカバリーしエネルギー吸収効率を高める)+MAGMA(回復に必要な栄養素で長時間動き続けるサポート)

※糖質は直接的なエネルギー源。速攻的な吸収効率がいいのはジェル。持続性が高いのは固形物、おにぎりなど。
ジェル(糖質)を選ぶときはカフェイン入りのものはレース後半で飲んでいます。
→カフェインは胃が荒れるので、後半の眠気との勝負のときなどに。コーラも前半では飲まないように我慢しています。
※アミノ酸は直接的なエネルギーにはなりませんが、長時間のレースでは糖質が枯渇すると筋肉をエネルギー源として使います。そのため、アミノ酸(筋肉のもと)を補うことで、筋肉のパフォーマンスを持続
※ミネラル類(レース時では交感神経優位のため副交感神経が抑制され消化機能は落ちます、そのためにもMAGMAでリカバリーすることで長時間動き続ける体に)

反省点はこの日暑かったため、食べやすく吸収効率のいいジェル(糖質)をもう少し用意するべきだった



58㎞補給エイド
本日最後の補給エイド。おにぎりをいただきなんとか回復してきました。
Yくんとエイドでばったり。そこから、一緒に。
彼は足を痛めてて…それぞれ課題はありなのがトレランレースのあるある。
メンタルは二人で走り続けたので救われました。




ラスト15㎞は夜間トレイル。


ゴール地点 73㎞ 永光寺
1時間予定オーバーでしたが、補給は回復してからはしっかりと1時間に100kcal補給はまた見直し、完走することができました!



ゴール後開催の方とお話しましたら、最近のトレランのレースはエイドがいい意味で充実している。
ただ、山での補給となると自ら計画して補給する。
これはトレランだけではなく、登山全般全ての遊びにおいて共通していること
だからこそ、この大会は熱いなと感じました。
是非、峨山道の禅師往来!ご興味あれば是非ご参加してみてください!


3年ぶりのレースを終えての率直な感想は、自分にとって補給面ではまた新たに課題はありましたが無事回復してくれたのと、マイペースに動き続けたので足のトラブルがなかったのが私にとっては嬉しかったです。
ただやはり走力がいるなぁと悔しさも残り、しんどさ、悔しさ、楽しさ、達成感がレースに醍醐味だな!!と感じました。


足へのトラブル対策はこちら!
経口摂取のエネルギー源に追加して経皮摂取のこちらが私の足を助けてくれました!!
MAGON ボディーローション 
こちらはマグネシウム入りローションで直接塗ることで筋肉をやわらげてくれます。


ニューハレ テーピング
伸縮性のテーピングは筋肉のずれを防止し、足への衝撃からの痛め予防してくれます。
用途にあった形になっており、手軽に貼れるのが特徴。各々、気になる部位に。




レースを終えて。今回開催してくださった運営の方、応援してくださった地元の方、応援メッセージをいただきましたお客様、一緒にレースに参加してくれたお客様に、全ての方に感謝です。




走力についてですが、私もトレランを始めたころは10㎞、20㎞、40㎞、50㎞、70㎞と挑戦していきました。
もちろん、未知の距離にチャレンジすることで毎度足のトラブル、つったり、膝が痛くなったりとしてきました。
1日山で動き続ける筋力がついてきてからは、段々と足のトラブルも減ってきました。
トレランの楽しみ方は色々。距離に挑戦、速く走ること、山での脚力のため、などなど。
私にとっては、山でのアクティビティの基礎で楽しんでいます。100㎞越えはいつかチャレンジしたいなぁ
また、店頭でも是非長距離を走られている方、経験談などお聞きしたいです~内臓強くする方法を特に(笑)

結果終わってみれば楽しかったが残るのがやはり山での遊びの醍醐味ですね! 
是非、トレランについてご興味ある方店頭にてお話ししましょう!!

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